3ヶ月前のできごと〜悪意はなくとも〜
節目として書いておきたいことで一筆。
今日はしんみり暗い内容です。
2010年5月
実家で8年ぶりの愛犬。
当時、三十路を手前にして彼女もおらずこのまま生涯独身でもいいやと思っていたので、両親だけでなく自分にとっても息子みたいな存在でした。
気性が激しい反面、甘えんぼで、手間のかかる弟のような存在でもありました。
気づけば彼女ができ31で結婚しましたが、すぐには子宝には恵まれなかったため実家の愛犬にはより愛情を注いでいたように思います。
36になったその日に娘が産まれ、ワガママだった愛犬も少し大人になってくれたように思えました。
また、その年から母の具合が悪く、地元に近い柳井市で協力隊として赴任することにしました。
そんな母が関西の病院で手術をし、退院する日に愛犬が亡くなりました。
ちょうど3ヶ月前のことです。
原因は、公園横のゴミ捨て場で害獣対策の毒ダンゴを食べたためです。
気づけなかった飼い主がマヌケだと言えばそれまでかもしれませんが…
近隣の公園のゴミ捨て場は度々、野良猫などにゴミ袋を荒らされていたようで、仕掛けた方も善意からだと思います。
私の愛犬と知ったか知らずか同級生の1人が、注意喚起のビラをSNSで拡散していました。
個人的には悲しいのですが、二次被害防止の呼びかけで動いてくれる人がいることは喜んでもいいのかなと。
仮に二次被害は防げなかった時の方が、愛犬が浮かばれなかったと思います。
今後、野良猫を含めた害獣対策はますます増えると思います。
西伊豆での感電死事件は最たるものかもしれません。
ペットを飼われていない方でも、子供の誤飲などを考えると他人事とも言えない気がします。
いつになく、しんみりな内容でごめんなさい。
では、また〜。