いま、蘇る幕末維新~月性生誕200年企画パート5に参加しました。(前篇)
暗記科目の苦手なシラキチです。
大学入試の社会科目においては散々な結果だった記憶があります。
苦手だった言い訳ですが、授業だけ追っていても歴史のストーリーが繋がらないんですよね。
今回のブログは、そんな中学生レベルの浅い知識しかないシラキチが受講を踏まえた感想です。
【前篇目次】
イベント
先日アクティブやないで開かれた
柳井ひとづくりアカデミー2017 連続講演会『いま、蘇る幕末維新』第5回です。
実は以前、第2回目のみ参加しています。
他の予定と被っていたりと中々行けていなかったことに加え、苦手科目ということで足が重かったです。
さて、今回のお題は”「尊王」とは何か?”
サブタイトルは(国学の誕生から帝国憲法まで)となっていました。
本居宣長って??
その中で、ピックアップされたのは国学者で古事記伝の作者である本居宣長。
古事記は日本最古の歴史書として日本の天地誕生から推古天皇までの歴史・神話などをまとめたものですが、古事記伝はそれの注釈書といったものです。
商家に生まれながらも現実逃避に近い形で歴史に没頭していく本居宣長。
また、ほとんど自宅から出ておらず、今でいうところの引きこもりに近かった!?…のではといった話もありました。
また、古事記伝の執筆期間は35年にわたり一読しただけでは理解できないそう。
それって注釈になっていない様な気も…
引きこもりの言葉に誰が耳を貸すの??って思いましたが、
2chの書き込みとか、同人誌とか、オフ会とか何だかんだで、混沌とした中で、いい物は形になっているのかなと思います。
幕末、外国の脅威に対抗するうえで、(多少フィクションを含んだ?)国学の考え方が浸透していきます。
大和魂とタバコ!?
そんな本居宣長の61歳の時の自画像に書かれている詩に
『敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂ふ 山桜花』
というものがあります。
日本=桜ってイメージはこの句ができてからの刷り込みに近いそうですよ。
以後、大和→朝日→山櫻と続いたそうです。
このように、本居宣長の句は日本人の心を表す象徴となったようです。
シラキチの好きな日本の風景を考えると秋の方が好きなのに、桜ってすぐに思い浮かぶのは刷り込みなんでしょうね~
後半に続く~