ワークショップ:やないのとしょかんであんなことやこんなことしたい!
柳井市の新しい図書館についての話し合い。
金曜の晩はそちらにお邪魔しました。
表題のワークショップですが、今回は場外観戦させて頂きました。
そりゃあ、こんなのあればいいなとか意見はありますが、来期からいなくなるのにしゃしゃり出るのも何だかな~と思った始末です。
ワークショップの概要はこんな感じ
自己紹介
今回は約40名ぐらい参加されました。
テーブルに分かれて話し合いが始まるのですが、勿論お隣の席の方は見ず知らずの方。
名前と昨晩食べたものを言うという感じスタートしました。
ちなみに我が家の昨晩のおかずは焼き魚(鮭)、味噌汁、納豆・・・と和な感じでした(^^)
振り返り話し合い
これまで参加した際のがどうだったといったものをテーブル内で話し合い。
まぁ、フリートークに近い形だったのかなと推測してます。
事例紹介
フィンランドの首都ヘルシンキの図書館、ライブラリー10が紹介されました。
元々は楽譜を所蔵する図書館でしたが、レコードやCDへと変化。
近年は、録音機器だけでなく3Dプリンターや音楽PVが作成できるような施設が整い文化活動の発信拠点といった感じでしょうか?
個人的な補足ですが、フィンランドは公共サービスが充実している反面、税率が高いという面があります。
先日、読んだ『沸騰!図書館』でも著者は増税なき公共サービスの充実は次世代への負担を増やすだけと警告しています。
あくまで著者は増税賛成という姿勢ではなく、ツケを回すやり方をしないことや、サービスを向上させることが外部委託。
今までの意見相関図
ワークショップというと白い大きな紙に自分達の意見を書くという形式が多い中、今回は少し異なりました。
今までの会合やアンケートに挙がった意見が既に大きな紙に書かれていて、グループ分けがされていました。
その中で、自分達のテーブルでどう意見を膨らませたいかを話し合っていました。
さらに、そのイメージの膨らませ方が斬新でした。
テーブルの上に雑誌があり、その中の写真を切り抜いて言葉でのイメージではなく写真によるイメージに転嫁するというもの。
文字の羅列では掴みにくい情報が分かり易くなりました。
発表
各テーブルで話し合った結果は最後に発表し合いました。
食・歴史・動物・交流といったものをテーマにしたコンセプトがありました。
その中でも、平郡島だったり東京とテレビ電話で繋がり同窓会ができるような仕組みができればといった案が印象的でした。
少し図書館の役割とは違うんじゃないかと突っ込まれそうですが、”つながり”を生むアイデアに好感を持ちました。
さいごに
最後の締めの挨拶の中で、スマホいじってるのと図書館で本読むのだとどちらが楽しいかといった話がありました。
今後、インターネットを通じた世界がより進化するのに対し、どう生身の繋がりを作れるかといった事が、今後の図書館のキモになってくるのかもしれませんね。
何よりこうした話し合いの場があるってことに、いいなと感じました。
では、また~