BBQと町おこし
昨日・今日で色々なイベントに参加しました。
その中の阿月神明祭は373年の歴史を持ち、国指定の重要無形文化財だそうです。
大鉾を模した御神体を立てる「起こし立て」と、その御神体を燃やす「はやし方」を見学しました。
また、地域の人と今あるイベントについても意見を交えました。
前置きが長くなりましたが、イベントについて自分の意見を少々。
町おこしとBBQ(バーベキュー)は似ていると思います。
イベントという名の着火剤を使い、火をおこす。
本来小さな火が消えないように炭の配置を考え、空気を送る。
最終的な目標は地元経済の発展だったり、肉だったりと
どちらも旨みを得ることだと思いますが、一つ大きな違いがあります。
BBQの場合、火起こしがうまいやつが勝手に肉が焼いてくれますが、
町おこしの場合、人任せ・役所任せ・町任せ・政治家任せでは完結しないのです。
そもそも、興味関心のない奴に頼っても着火剤に火をつけるぐらいしかできません。
要は自分のアイデアを最後まで責任を持ってやらんと成功しないということです。
アイデアを立て動いている人には協力したいと思いますが、
口しか出さず動かない人に、私は協力したいと思いません。
むしろ、そんな相手とはケンカしてでも気づいてもらいたいものですね。
柳井市の予算が相当厳しいのか、協力隊の予算も満額だせない状況です。
つまり市全体としても使える着火剤は多くはないという事だと思います。
イベントを通じて神明祭りの様に、
自分たちで起こし立て、火を放つ必要があるのかな
と感じた週末でした。