QCストーリーの紹介~シーカヤック動画作成奮闘記~
以前ウェアラブルカメラを頂いたんですが、少し使い勝手が悪いと感じていました。
カメラ自体はツールとして、とても楽しいんですが、問題はPCでの動画編集でした。
そこで、今回は品質管理の改善ストーリー(QCストーリー)風に、
”動画編集ができるようにしよう!”
というテーマでブログを書いてます。
まちおこしのワークショップや業務にも、QCストーリーは使えると思っているので、このテーマで簡易的に作ってみました。
(1600字≒4分でいつもより長め)
まずは、結果から成功しましたよ!
【目次】
現状把握
まず動画編集以前に困っていることが・・・
(設備の問題)
- 支給されたPCの動画編集ソフトの起動が遅い、動きが悪い
- ファイルの読み込みにムラがある。
(人の問題)
- 動画を編集ソフトが使いづらい
動画ファイルを読み込んでいる間に、PCでの他の作業が全くできない状況に陥いることがありこれが一番の課題かもしれません。
実際測ると33分のロス!
目標設定
- 第一目標:一連の作業をできるようにする。
※動画を繋ぐ、音を調整する、字幕を加えるの一連ができるようにする
- 第二目標:できる限り短時間で効率的に動画を作る。
要因解析
支給されているPCにインストールされている動画編集ソフトは
Adobe社の” Premiere Pro” 。
はっきり言ってハイスペックです(笑)
推奨環境を確認してみると・・・
推奨環境のメモリーは8GB
支給されているPCのメモリーは4GB。
一般事務レベルでは十分なスペックですが、動画編集には辛いスペックなんでしょうね。
また、GPU(グラフィックプロセッサー)も、どうやら推奨品に満たない様でこの辺りも動作不良の一因かもしれません。
PCの動きが悪いからシラキチも使い方を理解しようとしないという悪循環におちいっていましたよ。
対策立案
お金をかける案としては、メモリーの増設が考えられますが、今年度の予算が”ない”状態です。
仮にあったとしても、” Premiere Pro” を使いこなせるかといった課題も残ります。
代案として、自分のMac Bookで読み込み編集してみました。
シラキチの所有する2008年式のMacにはiMovieというソフトが既にインストールされています。
補足:iMovieの利点
※iMovieやGarege Bandは年式によって無料で使える内容などが違うようです。シラキチのモデルでは著作権フリーで使える楽曲も含まれているのも利点です。
対策案を表にまとめました。
QC的に対策案を評価するとこんな感じです。
個人PCなので業務上のデータの受け渡しができないことを加味して、他への影響は”悪い”にしています。
効果の確認
上の動画の様に、iMovieの機能を十分には理解していませんが、第一目標はクリアーです。
第二目標である、できるだけ時間を短縮するといった面も達成できたのかなと思いますよ。
実際Macでのファイルの読み込みにも時間はかかりますが、支給のPCはフル稼働できるようになったので”0分”にしています。
改善前:33分→改善後:2分⇒94%の作業時間減
編集作業自体も直感的わかり実作業時間で迷う時間が減ったことも利点として大きいですね。
まとめと課題
- Mac併用での動画作成で大幅に時間短縮ができた。(読み込み時間+実作業時間)
- QCストーリーで大事なのは目標設定、数値化、図式化。
- データ受け渡しが必要な動画を作る機会があるのか?Premiere Proでできる事?など整理する必要がある。
では、また~