中山間地域づくり実践セミナー参加報告①
今日は土曜日に参加したセミナーの振り返り。
大きく4部構成でしたが今回は
中山間地区の現状
についての内容の一部と感想を書きたいなと思います。
講師
講師の有田先生は島根県中山間地域研究センターで地域経済循環の研究に携わってる方です。
後でプロフィール読んで知りましたが、シラキチと同じ農学部出身ですね〜
内容の一部
中山間地区の現状説明として島根県と山口県を例にお話をされました。
感心したことは数値的な分析です。
市町村レベルでの分析から自治体レベルの分析に落とし込むと人口減少の市町村の中でも若い世代が増える傾向の地区もあるそうです。
後で個別に質問したのですが、交通の便は悪い地区でもネット環境は重要だそうです。
わかる気がしますね〜。
若い人を増やさないといけない!
って漫然と分かっているけど、10年先75歳以上の高齢者を何人の働き世代が支えるようになるのか?
それをグラフなどで可視化させたものを地区の方に見せると…
・反応1. 怒りだす
・ 反応2. 絶望感で無言になる。
これもわかる気がしますね。
何故可視化するのか?
グラフなどを見せる理由は危機感を持ってもらうためですが、刺激が強すぎるそうです。
失敗談から、こうしたデータはまず地区のリーダー格の人に丁寧に話すべきとのことでした。
感想
数値的な根拠といった論理の部分だけでなく、実際の失敗談といった生の体験の部分の話があり、町おこしのリアルに富んだ内容でした。
地区を俯瞰して捉えるためのヒントも多く紹介されていたようにも思います。
自分の活動のレベルによっても違って聞こえる内容だと思いますので、再度聞きたい講演でした。
ちょっと長くなりました。
では、また〜